アート。。なぜ好きなんですか?
こんな質問されたら、私を含めおおよその人は
今あなたが考えた事を述べるだろう。
カッコいいから。美しいから。(フムフム
心が豊かになる。(言いたい事はなんとなくわかる
流行ってる作家だから所有したい。投資目的。(うーん
学芸員や先生と呼ばれている人だったら、
聞いた事のない言葉を織り交ぜながら、睡魔を
誘う呪文のように長々と答えてくれるに違いない。
コロナ渦の中、感染拡大防止の為に
個展が中止や延期になったという話はよく耳にする。
富裕層を除き、非常事態の中ではアートを
購入する行為自体、優先順位は下の方だろう。
それでもなお製作者(アーティスト)は色んな
感情をぶつけ表現する。
見る人、買う人は展示やSNSなんかで作品を目にし、
心を動かされ感動し、また熱く批評をする。
なぜそんなに好きなんですか?
難しく考えなくていいや。。と
戦時中に描かれたであろう絵を眺めながら思う。
田畑に囲まれたダコタから始まる展示。
がっつり好きな人、なんとなく好きな人等々、
色んな好きな方に見ていただければ幸いです。
私を除くお二人は自身で制作した作品を展示します。
私はあいにく古道具屋なので、制作したモノはありません。
なぜ惹かれるのか分からないモノを展示します。
いつものようにに家具や道具は持っていきません。
あしからず。店主
Out Of Style
4/25・ 26 ・28・ 29・ 30
12:00~17:00
DACOTA内 gallery 上田島にて
25日のみarune森みち出張喫茶 テイクアウトのみ
展示期間中ダコタでのお食事はご予約制とさせて頂きます。
お問合せ先
DACOTA 0985-89-4844
https://kamitazima.com/
5/3・4・5・6・7・8・9
13:00~18:00
椿古道具店 ギャラリースペースにて
終了しました。ありがとうございました。
コロナ感染予防対策の為、店内人数がオーバーした場合は
店外でお待ちいただく場合もあります。予めご了承下さい。
お問合せ先
椿古道具店 0985-55-0328
※アルコール消毒・空気の循環に努めます。
来店される皆様もマスク着用をお願いいたします。
広瀬良二
1952東京生。
東京渋谷でusedの家具・インテリアの店 “Out Of Style” を
経営中に50代半ば過ぎから古道具素材の鉄や木を使った
照明オブジェを作り始め、その後立体、平面作品を制作。
「線の消えるところ」(大阪エッセンシャルストア)
「ホイホイのス〜イスイ」(東京金柑画廊)
「蒸発する地平、景色の喪失、速記者」(古書流浪堂)
「線の速度」(SEIN)、「女の回し蹴り」(KIKA)等の展示がある。
椎葉健介
ペインター・選曲家。arne 主宰。
年に数回ヨーロッパを巡り、現地で出会った良いと
思うものを取り入れ、食や音楽・アートを発信している。
Out Of Style 流行らない、廃っているの意。
以前経営していたユーズドインテリア雑貨の店の名前で、
後ろ向きで店名には選べない意味の言葉だが
響きが好きで付けた。
今でも自分のタグ付けのように使うことがある。
私は自分の中にある衝動や感覚を視覚化しようとする
造形作家だが、自分を高らかに表現することには
衒いや恥じらいを感じてしまい、この言葉が
人の目から少し隠れる盾になっている。
そんな少し引っ込みがちな私が初めての九州宮崎に
出掛けて行き、斜め後ろ向きのタイトルを付けた展示をする。
それも広大な田圃に囲まれ、
逃げ場のない所にあるギャラリーでだ。
ただそこには旨い酒と美味い料理という救いがあるので
初めの数日だけそこに居付き、奇特にも作品を見に
来た人がいたらその反応をこっそり陰から窺うつもりでいる。
広瀬良二